先取りの思想と、先進の創造力で、
高度な仕事に挑戦する事により、社会の繁栄に貢献する。

私たちが担っているのは現在の幸せと地球の未来を結ぶクッション志向です。

1963年の創業以来50年変わらず実践し続けているのが社是の精神に基づく、より高度なゴムの役割を創造する仕事への挑戦です。そのおかげで世の中の脚光を浴びた自立型知能ロボットの駆動部に使われているワーキングゴムの開発にも関与させていただいたり、最もベーシックで地味な分野ではありますが、先進分野でなくてはならない独自技術を確立しつつあることを密かに誇りとしております。

私どもが関わってきたものを少しあげてみますと、PC・スマートフォンの筆圧入力、楽器の音程、音質に関わる役割、各種モバイルフォンのバイブレーション機能、自動車のスイッチなどがあります。これらはすべて触覚であったり、関節であったりする高度なゴムの働きを抜きに語れない世界かと思います。

私たちは便利で幸せな今の社会の繁栄に貢献するのと、同じように大切にしなければならないのは、子供や孫の世代が享受することになる地球環境への貢献です。この分野でもゴムが担いうる可能性はたくさんあります。また高齢化社会を迎え、今の社会の基礎を作ってくださった方々への恩返し、医療、介護、ヘルスケアの分野でもゴムならではの貢献ができると考えております。それらの中で私どもが担いうることはほんの一部ですが、皆様とご一緒させていただきつつ、クッションのような柔軟な発想で世界中の人々の幸せに役立つ技術の開発にまい進してまいります。

イナバゴム株式会社
代表取締役社長 岡本 吉久