FAQ
INABAの他にない特色は何、そのメリットはどこに?
よくあるご質問へのお答えをご用意しました。
設計サポートサービスとは
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私どもによくご相談があるのは次の3つです。
- 形状はきまったが、どんな材料を使ったらよいかわからない。
- 材料はきまったが、形状がこれでよいかどうかわからない。
- 既存モデルの解析データがあるのだが、新製品設計に生かせないか。
これに応えるのがゴムなどの成型品の設計に効果的な非線形有限要素法解析サービスです。
- 外力によるゴムの大変形後の形状予測が可能。
- ゴムの材質、硬度を変えての変形予測も可能。
- ゴムの内部応力、抗力値を予測。
つまり、形状や材質の違いによる抗力の変化を解析予測できますので設計・試作時間の大幅な短縮、試作コストの低減化が可能になります。
[参考事例] O-リングの圧力解析
解析の種類 応力分布 変形前 → 変形後 → 圧力印加時 抗力分布 変形前 → 変形後 → 圧力印加時
オリジナルパッキンの開発
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もちろん可能です。
精密特殊パッキンの経験豊富なINABAでは極小サイズ、複雑形状等、様々なオーダーメイドが可能です。
また、試作金型を製作しコストを抑え製品開発し、形状を決定してから量産金型を製作することが可能です。
その際、有限要素解析による設計サポートサービスを利用すれば、より効果的に開発を進めることができます。
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お任せください。
お客様の要求特性に適した材料提案いたします。
もし、当社手持ちの材料ラインナップで特性を満足しない場合は、開発チームが配合設計することも可能です。
海外での現地納入
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もちろん可能です。
2工場共、独資企業(東莞工場はイナバ香港100%出資)ですので、外貨・中国元での決済が可能です。
また、イナバ香港を窓口に、グローバルな供給にも対応いたします。
イナストマー
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イナストマーは、主に絶縁性のゴム材料と、導電性粒子の2つの材料から成り立っており、絶縁性のゴム材料中に導電性粒子がほぼ均等に分散された状態で成形されたものです。無加圧時は導電性粒子は互いに接触しておらず(導電経路を形成していない状態)体積抵抗、表面抵抗ともに、10の7乗Ω以上の非常に高い電気抵抗値を示すが、これに加圧すると導電粒子が次第に接触し始め、導電経路が形成され、3次元的に導電経路が増えてF-R特性は滑らかに変化していきます。
イナストマー(感圧導電性エラストマーセンサ)は従来絶縁体とされているゴム材料に導電材を混ぜることで導電タイプにしたものですが、一般的な導電ゴムと異なりゴムの弾性を生かして、圧力変化によるゴムの変位(歪み)に伴って電気抵抗値が∞(40MΩ以上)から数Ω台まで変化するのが特徴です。この製品からゴムが導電性センサへの進化をスタートしたと自負しています。
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基本的には次のようなイナストマーシリーズをご用意しています。
- フレキシブル基板型(SFシリーズ)
- フレキシブル基板ドーム型(SF-Rシリーズ)
- ストローク感圧センサ(SS)
- 樹脂モールド成形カバー(SPシリーズ)
- ゴム材成形カバードーム型(SR・Dシリーズ)
- ゴム材成形カバープッシュ型(SR・Pシリーズ)
また、お客様のご要望に応じサイズ、形状、センサの感度等カスタマイズすることが可能です。
イナストマーはペン入力用スイッチ、筆圧検知センサ、ロボットハンド、医療介護製品、足圧・咬合圧等の圧力分布システムその他多くの納入実績があります。
お気軽にご相談ください。
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イナストマーお試しセットは、イナストマーの基本的特性がビジュアルで確認できます。
お客様の考えられている用途やニーズ、必要な特性が実現できるか、まずは試験的に試すことが可能です。